暮らし彩り ポスターフレームの効用

古い邦画が、好きだ。
最初はそんなものに興味はなかったのだが、CATVの基本の抱き合わせパックに映画専門の局があり、何の気なしにチャンネルを合わせてからハマってしまった。
僕は男だから、特にアクションものややくざ映画に痺れた。それで、気に入った映画について調べているうちに、古い邦画のポスターは今の邦画のポスターと、構成やセンスが全然違うことに気が付いた。垢抜けていなくて、だからこそ格好いいのだ。『蘇える金狼』、『実録外伝 大阪電撃作戦』、『やくざの墓場 くちなしの花』、『明治侠客伝 三代目襲名』、『昭和残侠伝 唐獅子仁義』……なかには映画そのものよりもポスターの方がずっと格好いい作品もあるが、それはそれでまた良しだ。
僕は古い邦画のポスターにも魅せられ、少しずつ買い集めるようになった。すると持っているだけではなく、貼ってみたい、部屋の中に飾ってみたいと思うようになるが人情だ。そこでポスターフレームを買ってみた。
ポスターフレームは、いい!僕が持っているものは古い邦画のものだから、入手は困難であったり高かったりする。だから虫ピンなどでピン穴を付けたくない。実際にはもうピン穴が開いてしまていることが殆どだが、それでも新たなピン穴をあけるのは嫌だ。あまりにピン穴をつけると、そこからポスターがちぎれて来ることがあるからだ。その点ポスターフレームを使えば、大事なポスターにピン穴をあけずに済む。
それにポスターを直貼りすると、何か液体ががかかったり汚れたりすることも起り得る。けれどポスターフレームに入れてしまえば、コーヒーなどの色染みや濡れて乾いたことによるポスター表面のデコボコ・収縮、埃を吸収しての色の変化などは恐れなくて済む。
ペットがひっかいて破れた、なんてことも防げる。何より手軽に飾れてカッコイイ。ポスター単体で飾るより光沢が出る。
ポスターフレームはポスターの保護にも役立つ上に、暮らしを豊かにしてくれる。映画を身近にしてくれるポスターフレーム。僕は大好きだ。